アトピー肌のメカニズム

141006

アトピー肌は一般的には「アトピー性皮膚炎」と呼ばれ、「アトピー」と呼ぶ人が多いですね。アトピーの意味は「奇抜」という意味合いを持ちますがもともとは原因がわからない病気だったのです。未だ原因は完全ではありませんが、解明されていません。

アトピーの要因として、考えられているのが

①家族歴、既往歴「アレルギー性鼻炎・結膜炎、気管支ぜんそく、その他複数の疾患」
②IgE抗体を産出しやすい

つまりは、遺伝、またはなんらかの原因でIgE抗体を作りやすいアレルギー体質になることによって発症する皮膚炎ということです。

遺伝によるものは避けることができないとしても、後天的にIgE抗体を作りやすいくなる原因は一体。

大気汚染、食品添加物、水質汚染、環境ホルモン、化学物質、ストレスなどによって
免疫機能に異常が起きることがわかっていますね。


遺伝→免疫機能のバランス→ホコリ、ダニによる刺激→IgE抗体の産出→アトピー

化学物質→免疫機能のバランス→ホコリ、ダニによる刺激→IgE抗体の産出→アトピー

合成洗剤、衣類→皮脂膜、細胞間脂質の減少や破壊→ホコリ、ダニによる刺激→IgE抗体の産出→アトピー

活性酸素→皮脂膜、細胞間脂質の減少や破壊→ホコリ、ダニによる刺激→IgE抗体の産出→アトピー


大きく分けて2つの要因に言及してみました。

水道水の塩素による角質細胞の破壊
活性酸素による角質細胞の破壊

塩素は、細菌の細胞を破壊することで殺菌を行ってくれますが角質細胞も破壊する性質を持っています。アトピー肌の方は特に水道水に気を使わなければならないです。お風呂は気持ちいいものですが、キレイにお肌を洗えているつもりでも水道水の塩素に皮膚が破壊されていることに、気付いていない方もいらっしゃいます。アトピー肌の方には、酷なお話ですが、水道水でのお風呂は控えめにしましょう。また、どうしてもお風呂に入りたい時は、天然温泉などを御利用されると良いでしょう。

そして、活性酸素は紫外線や科学物質の摂取、ストレスによって体内で活性酸素が過剰になる事がわかっています。細胞間脂質と結合し、過酸化脂質が産生されることにより細胞間脂質による保湿の低下、更には、過酸化脂質が角質細胞膜を破壊し細胞間脂質も減少してしまいます。


お肌にとっても活性酸素を抑制することが大事ですよ(≧ヘ≦ )

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