だんだんと暑くなってくる季節に気をつけたい肌のトラブル

暑くなってくると気をつけたい肌のトラブル・・・。それが「あせも」です。「あせも」と聞くと、子どもの肌トラブルじゃないの？と思われる方も多いかもしれません。確かに、エクリン汗腺の分布密度が高く、皮膚が弱い子どもはあせもになりやすいです。けれど、最近は、大人でもあせもに悩まされる人が増えているんですよ！夏になるとぶつぶつができるな。。。という方、それは、あせもかもしれませんよ＞＜

汗そのものは弱酸性。殺菌効果も！だけど。。。

外部の細菌やカビは酸に弱いので、汗には皮膚の保湿や殺菌効果があります。けれど、弱酸性の汗を放置するとアンモニアが発生し、皮膚がアルカリ性に傾いて、酸性膜が破壊されて、雑菌が繁殖しやすい状況になってしまいます。これが、汗による肌トラブルが起きている状態です。中でもあせもは汗を出すエクリン汗管が閉塞されることにより汗が皮膚表面に排泄されず、貯留してしまっている状況のこと。汗がたまりやすい背中や胸、脇、肘も内側、膝の内側、首の後ろなどはあせもができやすいスポットです。

不快なあせもとオサラバしよう！

あせもは、かゆいし、見た目にも悪いし、かいてしまうとヒリヒリしたりと不快ですよね＞＜それでは、予防方法をご紹介します！あせもをしっかり予防し、快適な夏を過ごしましょう！

大事なのは、かいた汗をそのままにしないこと。

汗をかいた後は、シャワーですぐ洗い流したり、水でぬらしたタオルやハンカチなどでふき取りましょう。これは、皮膚に付着した汗の成分を落とし、清潔な状態を保つようにするためです。乾いたタオルでは、汗を落としきれないので、汗を拭くとは濡れたタオルやハンカチを使いましょう。さらに、ゴシゴシこすらないようにしてください。ゴシゴシこすることによって、肌を傷つけると皮膚バリア機能が低下するため、逆効果です。外出時は、水の成分に近いウェットテッシュがオススメです。

肌着を着用し、汗をコントロールしよう！

肌着は衣服が汗でぬれて、肌に汗が密着したままの状態になることを防いでくれます。そして、できれば高温多湿の環境を避けるようにします。エアコンの設定温度を微調整する、湿度は50％前後になるようにするのがベストです。あせもは露出の増えるシーズンの肌トラブルです。しっかりケアして、見た目にも美しい肌を見せられるようにし、気分よく過ごしたいものですね＾＾