美肌の大敵、便秘。
便秘とは、排泄物が大腸内に溜まっているにも関わらず、何らかの不調によって排泄が行われない状態のことをいいます。よく3日出なかったら、便秘なんていわれますが、日本内科学会では、「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」とされています。
では、便秘は、どうして体に悪いのでしょうか?便秘が続くと、発ガン物質や発ガン促進物質、活性酸素などの有害物質が大量に発生してしまいます。そして、その有害物質が腸壁から体内に吸収され、血液として全身を巡って、さまざまな問題を引き起こす可能性が高くなるのです。
厚生労働省の調査によると、平成15年以降の女性の死因のトップは大腸がん。これも便秘が大きな原因のひとつと考えられているんですよ><
残便感があると気分的にも不快ですよね><
便秘知らずな人がうらやましくなりますが、便秘になる人とならない人、違いはなんでしょう?
便秘の原因は、食物繊維不足や運動不足、ストレスによると自律神経の乱れなどが主な原因です。重傷な場合は、大腸ガン、腸閉塞など、他の病気が原因になっている場合もあります。たかが便秘、されど便秘なのです。そこで、今回は便秘解消作用がある私たちの身近な食品の紹介をします。
上手に取り入れて、スッキリ脱便秘しましょう。
さて、その気になる食品ですが、それはお茶です。便秘解消のお茶の成分その1は、マグネシウムです。マグネシウムは、便秘の内服薬としても投与されています。マグネシウムには、便の水分量を増やし、便をやらかくする働きと大腸の働きを良くする働きがあります。マグネシウムが多く含まれているのはプーアル茶、マテ茶、杜仲茶です。次に、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし、有害物質を体の外に排出してくれる水溶性食物繊維。黒豆茶やごぼう茶、マテ茶、ギムネマ茶に多く含まれています。
そして、カテキン。
カテキンは、殺菌作用で知られていますよね^^腸内でも同様、悪玉菌を減少させる働きがあります。
さて、いろいろと便秘解消に力を発揮するお茶ですが、注意点もあります。お茶はカフェインを多く含む食品です。カフェインを摂取すると、利尿作用で水分の多く尿になってしまい、お茶の成分が大腸に届かなくなってしまいます。また、過敏性腸症候群の方などは、カフェインが刺激になって、症状が悪化することもあります。お茶は、便秘解消の強い味方ですが、過剰摂取には気をつけましょう!
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