夏バテ?いいえ、それは貧血です。夏の貧血、原因と予防法

貧血

毎年、暑い季節は夏バテが辛い……と思っていませんか?実はその症状、貧血かもしれません!特に汗をかく夏場は、鉄分が不足しがちになります。原因を知り、しっかり対策・予防しましょう!

それは貧血かも?こんな症状ありませんか?

その症状、夏バテだと決めつけていませんか?もし貧血なら、原因も対策も全く違ってきます。主な貧血の症状をご紹介します。当てはまらないか、チェックしてみましょう。

だるさ

・全身のだるさ
・肩や首がこる
・イライラ
・動悸
・めまい
・息切れ
・耳鳴り
・顔が青い
・口角炎や舌炎
・爪が割れやすい
・抜け毛、枝毛が多い

など、以上の症状に複数当てはまるようなら、貧血を疑ってみましょう。
ただし、長い間にゆっくり進行した貧血の場合、鉄の量が健康な人の半分しかなくても、まったく症状を感じないこともあるようです。

どうして貧血になるの?

血中の鉄分が不足すると貧血になるのですが、どうして鉄分が不足するのでしょう?原因は、女性の場合生理によって血液が流れることによる貧血が一番多いようです。また、妊娠~授乳期の方も栄養を赤ちゃんに分けているので、鉄分が不足します。

偏った食事や、無理なダイエットも鉄分不足に陥りがちなので注意が必要です。夏は、大量に汗をかくので、汗と一緒に鉄分やミネラルも流れていってしまいます。元々貧血気味の人は、ますます鉄不足になりやすいのですね!

ほうれん草

貧血のための、積極的に摂りたい食材

実は鉄分は、もともと吸収率がとても悪いのです。鉄は血液の成分ですので、それが不足すれば、全身に酸素を運び、エネルギーを生むことができなくなってしまいます。だから、だるくなったり顔色が悪くなったり、冷えたりするのですね。
では、オススメの食材です。

・ほうれん草
・小松菜
・プルーン
・豆乳
・ひじき
・レバー
・かつお

など。

注意!一緒に摂るとよくないもの

鉄分は吸収しにくいのですが、更にその吸収を阻害してしまう成分があるので、注意しましょう。それは、コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれる「タンニン」という成分です。

逆に、ビタミンCは鉄分の吸収をよくしてくれるので、積極的に一緒に摂るといいでしょう。
どうしてもコーヒーが飲みたい場合は、鉄分摂取後、30分以上あけるといいですよ!

ひとこと

いかがでしたか?
夏が辛い方は、一度貧血を疑ってみてくださいね。気付くことが、まず第一歩ですよ!

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