最高のクリームを実は、肌は作っている!?

クリーム

あなたは、肌にとって最高のクリームを知っていますか?それは皮脂です。皮脂は毛穴にある皮脂腺で作られます。油、脂肪酸、水と弱い界面活性成分が、その成分です。今回は、この皮脂について詳しくお話します。

汗と皮脂を混ぜる天然の界面活性剤

皮脂には、脂肪酸や脂肪酸エステルなどがあり、その一部が天然の界面活性剤として、安生と皮脂を混ぜます。皮脂の界面活性剤の量は、個人差も大きく、その成分の詳細は分かっていません。

皮脂には油も多く含まれている

油は油脂といわれる脂肪酸グリセリドが多く、これはグリセリンと脂肪酸がくっついた構造をしています。そのほかの脂質やろう類という、油脂に似ていますが、やや分解されにくい安定した油もあります。油に分類されるスクワレンや高級炭化水素もあるんですよ。

肌

さまざまな成分からなる皮脂

また、皮脂には多くの炭素からできている脂肪酸も存在しています。脂肪酸には、飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸の両方があり、14〜18個くらいの炭素からできています。炭素の数は、さまざまで、軽い油から重たい油まであり、ほんとうにいろいろな成分の混合物なのです。

化学式

肌の敵、界面活性剤も皮脂に含まれている!?

さて、先ほど天然の界面活性剤に触れましたが、皮脂に界面活性剤が含まれているの?と驚いた人も多いかもしれません。そうなんです。働きはとても微弱ですが、皮脂には天然の界面活性剤が存在します。

油分も水分もほどよく含んだ最高のクリーム

皮脂は分泌時には、ほとんど水分はありません。皮脂のうえで汗と混ざり、乳化します。そのためかなりべたべたしますが、そのうちになじみます。このべとべとした皮脂が、私たちの肌にとって、最高の「天然のクリーム」なのです。

たくさん汗をかいたときなど、べとべとして気持ち悪いかもしれませんが、実は、特に取り去る必要はないんですよ(*∩ω∩)

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