ブロッコリースプラウトは、アンチエイジングに強い野菜です。しかも肝機能をアップしてデトックス効果も期待できるというから注目しない訳にはいきませんね!今回は、ブロッコリースプラウトのすごいパワーと、栽培の仕方をご紹介します。
ブロッコリーの20倍!抗酸化作用
ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーの新芽のこと。なのに、抗酸化作用はブロッコリーの20倍もあるというから見逃せません。一般に言うブロッコリーは、実は花のつぼみと茎を食べているのです。
新芽であるスプラウトには「スルフォラファン」という抗酸化物質が多く含まれており、老化の大敵”活性酸素”をやっつけてくれるのです。
肝臓にも効く?!スルフォラファン
ブロッコリースプラウトの、ピリッと辛みのある成分が実は「スルフォラファン」です。これが体内に入ると、細胞の中で、身体を防御する酵素がたくさん作られるのです。だから、有害物質を無毒化したり、解毒作業を行う肝臓を助けてくれたりもするのです。また、体外に排出する働きもあるので、デトックス作用もあります。
ブロッコリースプラウトの食べ方
スルフォラファン自体は熱に強いのですが、スルフォラファンになる前に必要な酵素
「ミロシナーゼ」が熱に弱いため、生食がオススメです。
スルフォラファンは、ブロッコリースプラウトに含まれる状態ではまだ完全体ではありません。よく噛んで細胞を壊すことによって、「ミロシナーゼ」と出会い、スルフォラファンになるのです。
生食で、よく噛む!これがブロッコリースプラウトを食べる時の極意です。
食べる頻度は?
身体にいいことはわかっていても毎日食べるのは大変ですね。でも、スルフォラファンは3日間も持続するので、ブロッコリースプラウトは、3日に1度のペースで食べればいいのです。それならできそうだし、続けられそうですよね!
ブロッコリースプラウトを育ててみよう!
まずは、ホームセンターや園芸ショップ、またはネットショップでブロッコリースプラウトの種を購入します。約100~200円が相場のようです。
【準備するもの】
① 大きめのタッパー(プラスチックのトレーでも可)
② ①より一回り小さい水切り用タッパーorトレー
③ コットン
④ ブロッコリースプラウトの種
【育て方】
1.大きめのタッパーと水切り用のタッパーを重ね、その上にコットンを敷きます。
2.コットンの上にパラパラと、あまりくっつきすぎない程度に種を蒔きます。
3.水は、種が浸かるか浸からないか…というくらいまで入れます。ヒタヒタに水を入れてしまうと、育ちにくいようです。
4.基本的には暗い所で、1日2回水を替えましょう。
5.スプラウトが5~10㎝程度伸びたら、日に当てます。
6.葉が緑色に色づいたら、根元をハサミで切るか抜いて食卓へ。
ひとこと
いかがですか?育てる楽しみも味わいつつ、美容に最適なブロッコリースプラウトを3日1度食べましょう!
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