体調管理に最適な朝の時間。朝に体温を計るだけで、ダイエットが成功しやすい時期が分かるとしたら、これはチェックしないわけにはいきませんよね＾＾健康にいい朝習慣第4弾は、「起きてすぐに体温を計る」です。

ダイエットは低温期が狙い目

まずは、毎朝、体温を計ることでどんなメリットがあるかをご紹介します。自分の体温を知ると、女性ホルモンが正常に分泌されているかが把握できるので、妊娠しやすい期間や生理の開始日が分かるようになることは知られていますが、生理後から次の排卵までの低温期は、やせやすい時期でもあります。

つまり、この時期にダイエットに挑戦すると、成功しやすいのです。

健康な女性には高温期と低温期がある

健康的な女性の体温には、排卵日から生理までの「高温期」と、生理開始から次の排卵日までの「低温期」があります。高温期は12〜14日間。低温期との体温差は、0.3〜0.5度程度あります。

ですから、数ヶ月間、体温を計ると、排卵期や生理の開始日が予想できるのですね。

女性の体調やメンタルの調子はホルモンの影響を受けている

また女性は、ホルモンの働きに体調やメンタルが影響されやすいといわれていますので、妊娠の予定がなくても、体温を計りカラダのリズムを把握しておくと、気分の浮き沈みにも冷静に対処できるようになりますよ。

高温期のダイエットは失敗しやすい！？

生理開始から次の排卵までは、低温期。この期間に女性ホルモンのエストロゲンの分泌が増え、代謝がアップします。つまり、ダイエットの効果がでやすいのです。逆に排卵日から生理までの高温期は、女性ホルモンのプロゲステロンが妊娠に備えて、水分や脂肪をため込もうとするので、むくみやすく、体重も増加しがちです。

そのため、代謝が悪くダイエットをしても思うような効果が出ないことが多いのです。

基礎体温の計り方

基礎体温を計るには、簡単なルールがあります。朝、目が覚めたら、そのままの状態で体温を計るので、夜寝るときに、あらかじめ枕もとに体温計を置いておくとよいでしょう。なお、なるべく一定の時刻に計ると正確な記録をとることができます。体温を計る際は、体温計を口に入れて計ります。

動かいたりせず、静かに計ってくださいね。ポイントは、体温計を舌の下の奥にある、中央のすじに当てること。ずれないように手でしっかり固定してください。体温を確認したら、記録をしましょう。

基礎体温を計るための体温計は、薬局などで販売されています。目覚まし機能や計った体温を記憶する機能がついたものもありますので、活用してみてくださいね！