じめじめした梅雨、なんとなく気分がめいる方も多いかと思いますが、実はお肌にとって日本の梅雨の湿度は最適なのです！

ところが、気温が上がり始めて一年でもっとも皮脂分泌が増える時期でもあります。冬の間に衰えてしまった汗腺を目覚めさせて、いい汗をかきましょう。

汗腺のはたらき

その名の通り、汗を出す皮膚腺の一種です。

アポクリン腺とエクリン腺の2種類があり、わきや外陰部などにしかないのがアポクリン腺、全身に分布して発汗し、体温調節を行うのがエクリン腺です。

美肌に関連するのはもちろんエクリン腺ですが、汗をあまりかかない冬に、この汗腺が衰えてしまうことで、汗をかきはじめる梅雨の時期に肌トラブルを起こす人が増えてしまうのです。

また、衰えた汗腺からは老廃物を含んだベタベタとした汗が出ます。それが肌に付着して肌荒れを起こしてしまう原因にもなります。

汗腺を鍛えて、サラサラの汗をかこう！

日頃から運動して汗をかいている人はいいのですが、週に２〜３回のトレーニングは、正直できない…という人はどうしたらいいでしょう？そこで、簡単に行える汗腺の鍛え方をご紹介します。

①お風呂につかる
毎日お風呂にお湯をためて、つかるようにしましょう。
暑くなってくるとシャワーで済ませる人が多いですが、一年中お風呂につかり、全身を温めることで汗腺を鍛えておくことが大切です。
40度前後のお湯に、約10分程度全身つかることで、その日の疲労もとれ、リラックスでき、汗腺も鍛えることができます。

②ショウガを取り入れる
料理や紅茶などに積極的にショウガを利用しましょう。
ショウガには発汗作用だけでなく、疲労回復や消炎効果、胃腸を整えてくれる効果なども期待できます。
お風呂上がりに温かいハチミツ入りショウガドリンクなどは最高に効果的です。

●ひとこと

いかがですか？梅雨の時期をスッキリ乗り切るためにも、普段から汗腺を鍛えておくと不快な汗をかかずにすみます。運動が難しくても、毎日できることからはじめてみましょう！