なんと日本人の60％が「疲れている」んだそうです。中でも35〜45歳の女性は、家事に育児に仕事にと忙しく、ストレスも疲労も相当なものです。

今年こそ夏バテしない、疲労に効く食べ物をご紹介しましょう。健康であることは、美肌の第一歩ですよ！

栄養ドリンクって効果あるの？

栄養ドリンクに、何が入っているかご存知ですか？主な成分は「カフェイン」と微量の「アルコール」です。

つまり、カフェインの覚醒作用とアルコールの昂揚感で、疲れがとれた気がするだけ……なんだそうです。もちろん、明確な疲労回復効果が証明されている訳でもありません。

ここ一番！の時に、気合いを入れてがんばるために飲むのはいいのですが、慢性的に疲れている人が常用するのはおすすめできないのです。

夏のスタミナはウナギ！？

土用の丑の日というのは、もともとはウナギを売るために設けられたもので、今ではほぼ習慣化していますね。

もちろん、慢性的に栄養不足だった江戸時代ならば滋養のあるウナギを食べることは有効だったに違いありませんが、栄養過多の現代では、かえって消化器官や自律神経に負担をかけてしまうことになります。

現代人の疲れは、栄養不足から起こっているとは考えにくいので、疲労を感じる時は、ウナギや焼肉など消化が大変なものは避けた方が無難でしょう。

疲労を軽くする食べ物「鶏の胸肉」

科学的に根拠のある疲労を軽くする食べ物ってあるのでしょうか？実は、実験で明らかにされています。「疲労感」と「疲労」を両方抑えてくれる成分は

・クエン酸
・カルニチン
・コエンザイムQ10
・イミダペプチド

の4種類でした。この中でも群を抜いて効果が高いのは「イミダペプチド」。これは鶏の胸肉に多く含まれている成分です。
1日100gの「鶏の胸肉」で、充分疲労回復効果が期待できます！熱にも強く、焼いても蒸してもゆでてもOK。

ゆで汁もスープにして有効成分を余すことなく取り入れてくださいね！

鶏は「胸肉」が疲労回復に有効！と、覚えておいてください。

●ひとこと

鶏肉は高タンパク低カロリーで、ダイエットにもいいですね！
これで今年は夏バテとさよならできそうです！