ヒートショックプロテイン(HSP)をご存知ですか?傷ついた細胞を修復するたんぱく質のことで、健康だけでなく、美肌効果があるとして知られています。
しかもHSPを増やすことで、紫外線に負けない肌作りができるのです!
今回は、そのメカニズムとHSPを増やす方法をご紹介します。
ヒートショックプロテイン(HSP)って何?
わたしたちの身体は、70%が水分ということはご存知ですよね?では、水分以外は何でできているでしょうか。
そう、ほとんどがたんぱく質なのです。外的要因やストレス、病気などでたんぱく質が傷つくことで、いろんな不調が起きてしまいます。
そこで、このHSPが傷ついたたんぱく質を修復する力があることが1960年代に発見されました。
名前の通り「熱で増えるたんぱく質」という意味なのですが、自己回復能力に加え、細胞を強くし、守ってくれる効果があることがわかってきました。
HSPはどうして紫外線に有効?
HSPには、傷ついたたんぱく質を修復してくれる能力があるので、紫外線に当たって傷ついた細胞を治してくれます。
そればかりか、HSPを増やすことで、紫外線に対する守りも強くしてくれるのです。
つまり、日に当たっても傷つかない、そして傷ついたものは修復してくれる…、という強い味方なのです。
HSPの増やし方
では、どうやってHSPを増やせばいいのか、その方法をご紹介します。カギは「3日に1回お風呂に入る」ということです。
【HSPの増やし方】
①お風呂に入る前に、水分を摂る。浴室にも飲み水を持って行く。
②41℃のお湯に15分つかる(水分を補給しながら)
※舌下温が計れる体温計があれば、体温が38℃以上になっているか確かめましょう。
③入浴後は、身体を冷やさないように15分ほど安静に。
この入浴法で、3日に1度入浴しましょう。
入浴日以外の日は、シャワーで済ませてください。
その理由は、身体が熱刺激に慣れてしまうことを防ぎ、効率よくHSPを増やすためです。
●ひとこと
HSPが増えると、紫外線に強くなるばかりか、いいことがたくさんありそうですね!
2週間程度で効果が実感できるそうなので、ぜひやってみてくださいね!
この記事へのコメントはありません。