20歳を越えてからできるニキビのことを「大人ニキビ」と言います。アゴのラインや口の周りにできやすく、再発しやすいのが特徴。
しかも若い頃と違って代謝が遅くなっているのでニキビ跡が残りやすく、シミの原因にもなってしまいます。
そんな大人ニキビの原因と、対策についてご紹介しましょう。
大人ニキビの原因
思春期にできるニキビは皮脂が過剰に分泌され、それが毛穴をふさぐことが原因ですが、大人ニキビは、ターンオーバーのリズムが乱れ、角質層がうまくはがれず分厚くなって毛穴をふさいでしまうことが最も大きな原因と言われています。
では、ターンオーバーのリズムを乱すものとは何でしょう?
・生活習慣の乱れ
・ストレス
・睡眠不足
・偏った食生活
・喫煙、アルコール
・紫外線
・シャンプーや洗顔料の洗い残し
これらが総合的に関わって、お肌のターンオーバーを乱しているのですね。ただでさえ、加齢によるターンオーバーの周期は28日からどんどん長くなっていきます。
さらにターンオーバーを乱さないような生活習慣を心がけたいですね!
ニキビはなぜ冬にできやすい?
ニキビは脂っぽくなる夏にできると思われがちですが、実は冬場の方ができやすいのです。
なぜなら、夏に紫外線を浴びることで、肌を守ろうと分厚くなった角質が、冬になると乾燥して毛穴を塞いでしまうのです。
また、生理の2週間前あたりから生理が始まるまでの排卵期にもニキビはできやすく、もちろんストレスや睡眠不足などで生活習慣が乱れた時にもできやすいです。
身に覚えのある方も、多いのではないでしょうか?
大人ニキビの対策
基本的には、上で挙げた「原因」の反対のことをすればいいのです。特に気をつけていただきたいのは年間を通じての紫外線対策。
また、メイクやヘアケア商品、シャンプーや洗顔のすすぎにも注意してください。
そしてしっかり睡眠をとり、適度な運動をし、栄養素では「たんぱく質」「ビタミン類」を多く摂るよう心がけてみてください。
●ひとこと
大人ニキビはくり返すのでやっかいですが、将来のシミになるかと思うと、しっかりケアしたいですよね!
保湿も充分に心がけてくださいね!
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