アトピー肌に必要なケアとは?最適な保湿剤の選び方

アトピー肌に必要なケアとは?最適な保湿剤の選び方

かゆい、皮膚がボロボロ、カサカサ…アトピー肌の悩みは尽きません。また、敏感なので化粧品も使えないという人も多く、化粧品ジプシーになっている人も。

アトピー肌の人は、どんなケアをすればいいのでしょうか?最適な保湿剤の選び方をご紹介します。

アトピー肌の保湿って?

アトピー肌に必要なケアとは?最適な保湿剤の選び方

アトピーの人に必要な保湿には、2種類あります。

①肌の表面を保護する

荒れた肌は、バリア機能が低下していて異物が外から侵入しやすくなっています。しかも、すき間が空いている状態なので、内側の水分も抜けやすくなっています。

だから、表面を保護して外からの侵入を防ぎ、内側からの蒸発を防ぐことが大切です。

②肌の水分を保つ

アトピーの人は乾燥しやすいので、肌の水分量は低めです。肌に水分を与え、それを蒸発しないで保つための保湿が必要です。

保湿剤の選び方

一口に保湿剤といっても、いろんな保湿成分があります。主に3種類あるので、ご紹介しましょう。

アトピー肌に必要なケアとは?最適な保湿剤の選び方

①空気中の水分を吸着する

湿度が高い時にはたくさん保湿できますが、乾燥する季節には保湿力が低くなります。
成分の名前としては、アミノ酸類、グリセリン、尿素などですが、尿素は刺激が強く、顔に使用するのはおすすめしません。

②水分を抱え込む

肌の表面や角質層で水分を抱えて保湿します。湿度が低く乾燥していても保湿力を発揮してくれます。
代表的な成分は、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸など。

③水分をはさみ込む

角質層の細胞間脂質には層がありますが、その層の間に水分をはさみ込んで保湿します。
3種類の中では一番保湿力が高く、主な成分はセラミド、スフィンゴ脂質、水素添加大豆レシチン、リピジュアなど。

特にアトピーの人は、角質層のセラミドが不足している状態なので、セラミド配合を選ぶといいでしょう。
セラミドにも種類があり「ヒト型セラミド」か「天然セラミド」がより有効です。

また、フルルボローションも、肌にやさしく保湿してくれます。

●ひとこと

保湿剤にも種類があるんですね!しかも保湿の仕方に違いがあるとは!

しっかり成分チェックして選びたいですね!

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