目に見えて感じる紫外線が強い春から夏にかけては、一生懸命UVカットクリームを塗り、帽子をかぶったり日傘を差したりするのに、日差しの弱い秋から冬にかけて、無防備になる人がまだまだ見受けられます。冬だって紫外線対策が必要なワケを、ご紹介します。

紫外線の種類

紫外線にはA、B、Cと種類があり、地上に届くのはこのうちB波とA波。C波はオゾン層を通過する過程で散乱するか吸収されるのです。

しかし、最近はオゾン層に穴が空いているとも言われ、決して安心できることではなさそうです。

さて、UVA波は肌の表面を突き抜け、真皮まで届く怖い紫外線。奥まで届くので、真皮にあるコラーゲンを破壊してしわやたるみの原因となります。

UVB波は、主に表皮に炎症を起こさせます。つまり、日焼けで黒くなるのがこのB波。メラニン色素を増加させるので、シミやソバカスの原因となるのです。

2月でも真夏の80％

この紫外線、季節によってもちろん量は変動するのですが、A波とB波でも強度が変わります。

A波は5月をピークに徐々に減り、12月が最低量に。それでも5月の半分の量があるので、油断してはいけません。

B波は季節によって変動が激しく、5月頃から増え始め、6〜8月がピークです。春や秋はピーク時の半分、冬には5分の1になります。しかし、2月でも紫外線量は真夏の80％！紫外線対策を怠ると、大変なことになります。

秋〜冬の紫外線対策とは？

夏にダメージを受け、乾燥する季節を迎えた肌は、とても繊細で傷つきやすい状態です。すでにダメージを受けているので、さらに紫外線を浴びてしまうと、回復どころかダメージを大きくしてしまいます。

また、乾燥した状態で紫外線にあたると、肌ダメージが大きくなり、角質が分厚くなってシミはできるし、しわやたるみにも繋がってしまいます。ターンオーバーの正常化を意識したお手入れで、保湿をしっかり行いましょう。

フルルボローションを、お使いのスキンケアに少し混ぜて使うことで、お肌のスペシャルケアになりますよ！

●ひとこと

秋〜冬にかけて、紫外線対策をしっかりしながら、夏のダメージを回復させたいですね。翌年まで持ち越さないよう、お肌をいたわってあげましょうね！