アトピー性皮膚炎というと、ほとんどが乳幼児の頃に発症し、大人になる頃には改善される例がたくさんあります。子どもは皮膚のバリア機能が未熟なので、成長して強くなると良くなるのですね。
ところが、最近は思春期をすぎてもアトピーが治らない、または大人になって再発する人が増えているというのです。その原因と対策をご紹介します。
不規則な生活とストレス
何の病気でもそうですが、アトピー性皮膚炎も、結局のところ原因は不規則な生活やストレスだと言われています。
子どもの頃は、親と暮らしていたので食事や掃除が行き届いていても、社会人になって会社勤めや一人暮らしをし始めると、不規則でバランスの悪い食事をしたり、ついつい不衛生になってしまったりすることがアトピー再発の原因をつくることになってしまいます。
こうなると、肌のバリア機能が低下してしまうので、バリアの弱まったところに化粧品や洗剤、ペット、化学繊維、紫外線などの刺激で肌から異物が入ってきやすくなってしまうのですね。
また、風邪などの病気と合併してアトピーを発症することもあるんだそうですよ。
大人のアトピー、どうしたらいいの?
まずは、生活習慣を見直し、規則正しい生活、食事、睡眠を充分にとり、ストレスを上手に発散させることです。
そして、化粧品や洗剤、シャンプーなど、直接肌に使う製品を見直して、できるだけ合成界面活性剤を使っていない自然素材のものを使うようにしましょう。
フルルボローションは、アトピーの方でも使えると、評判がいいですよ!
また、女性は妊娠や出産でホルモンバランスが変わることでアトピーを発症することもあります。いつも保湿を心がけて、乾燥を避けるようにしましょう。
アトピーの原因は限定不能
環境、食べ物、生活習慣、ストレスなど、いろんな原因が考えられますが、どれかひとつだけでない場合もあり、アトピー性皮膚炎の原因を限定するのは不可能に近いのだそうです。
また、根本的に治す方法が見つかっていないことも事実。けれども、必ず改善できることなので、ひとつずつ、生活習慣から見直していきましょう。
●ひとこと
大人になってからのアトピー再発は、メイクもできなくなったりと辛いですよね。
本当に肌にいいものを探して、規則正しい生活と食生活を心がけていきましょうね!
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