10代の頃は皮脂が過剰でニキビができるのに対し、20代以降のニキビは、角質が毛穴に詰まってできるので、原因がまったく違います。
思春期ニキビのように、洗顔のしすぎや乾燥させる薬などは、大人のニキビには逆効果です。では、どのようなケアがいいのでしょうか?
大人ニキビはゆっくり治す
大人ニキビは、ターンオーバーが乱れることで角質がうまく剥がれ落ちず、分厚くなってしまった角質が毛穴をふさぎ、皮脂と混ざって角栓となり、アクネ菌が繁殖するために起こります。
毛穴が詰まって起こるのは両方とも同じですが、根本的な原因がまったく違うため、同じケアではかえって悪化させてしまうのです。ターンオーバーとは約28日周期で底の方で生まれた皮膚が、上の方に押し上げられ、やがて表皮から垢となって剥がれ落ちていくこと。
このサイクルが乱れて、表皮に角質が溜まると、大人ニキビができる原因となります。つまるところ、ターンオーバーが正常に働かなければくり返してしまうのです。
ターンオーバーを正常にするには?
ターンオーバーが上手くいくためには、生活習慣の改善しかあり得ない!と言ってしまいましょう。
規則正しい生活習慣に、コスメでのケアをプラスすると美しいお肌を保てます。気をつけたい生活習慣を挙げましょう。
①睡眠
最低でも1日6時間は確保したいところ。ターンオーバーは眠っている間に行われると心得ましょう。
②血流をよくする
カフェインは身体を冷やして血流を悪くしますし、喫煙はそれだけでなくビタミンCを破壊してしまいます。
また、アルコールも利尿作用があるので水分を大量に奪われ、ビタミンB群も大量に消費します。血行が悪くなる、身体が冷えることは避けましょう。
③ストレス
ストレスのない人なんていませんが、ストレスが溜まると血管が収縮して血行が悪くなってしまいます。趣味や好きなことをする時間を持ち、上手に発散する方法を見つけましょう。
④スキンケア
洗顔は朝晩1回ずつで充分。乾燥は天敵と心得て、とりすぎないこと。化粧水や美容液には保湿成分が配合されたものを使い、しっかり保湿しましょう。
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