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ノーベル賞受賞の成分EGFって、何?

ノーベル賞受賞の成分EGFって、何?

1962年、アメリカのスタンリー・コーエン博士によって発見されたタンパク質が「EGF(上皮成長因子 Epidermal Growth Factor)」

もともと生物に備わっているアミノ酸は53個ですが、これから形成されるタンパク質で、細胞の成長を促したり、機能を整えたりする役割があることを発見しました。スキンケアではどのような効果があるのでしょうか?

EGFとは?

ノーベル賞受賞の成分EGFって、何?

コーエン博士は、マウスを使った研究でこのタンパク質が細胞や皮膚、骨、筋肉などの成長や代謝、機能を調整する「成長因子」があることを発見。ヒトが本来持っているタンパク質の中にも存在することを証明しました。ヒトの場合、唾液や母乳などにも多く含まれているのだそう。

EGFは、成長因子として、主に医療分野で使われてきました。火傷やキズを負った皮膚の再生はもちろん、皮膚移植や角膜切開などのキズの回復を促進するものとして臨床使用されていました。

それによって、肌の上皮細胞の受容体を活性化し、新しい細胞を作ったり、増やしたり、調整する作用があることがわかったのです。

EGFがスキンケアに!

ノーベル賞受賞の成分EGFって、何?

肌再生医療の研究をされていたEGFは、当初とても貴重で高価なものでした。わずか1gが8千万円もしたというから驚きです。しかし、現在研究が進み、EGFの抽出技術と生産技術が上がったため、わたしたちがスキンケアに使える価格になりました。

アメリカのブラウン博士の被験者を30〜60代とした臨床試験を行い、表皮の新生細胞の成長率を調べました。

それによると、EGFを0.00001%(=0.1ppm)配合したローションを約60日間、朝晩2回使用した被験者は、成長率が平均で284%、最高では835%も促進したというのです!これは驚くべき結果ですよね!

化粧品での表記は「ヒトオリゴペプチド-1」

美容成分としてのEGFは、正式名称を「ヒトオリゴペプチド-1」といいます。これで2005年に厚生労働省が化粧品への配合を認可したのです。

しかし、きちんと美容効果が得られる品質と配合濃度については、しっかりと商品を見極める必要があります。

当社「基礎化粧品トライアルセット」でもお試しいただけますので、ご自分で実感なさってみてはいかがでしょうか?

●ひとこと

EGFって、ノーベル賞を受賞したすごい成分だったんですね!その効果を聞けば、納得の成分!試してみたいですね!

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