春めいて目がかゆい季節になりましたが、かゆいからといって、ゴシゴシと目をこすったりしていませんか?
老け顔の原因ばかりか、肩こりやうつ病まで引き起こすという、「眼瞼下垂(がんけんかすい)」になってしまうと、大変なことになってしまいます。毎日のアイメイクにも気をつけましょう!
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは?
読んで字のごとく、眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、目のまぶたが垂れるように下がってしまうことです。上まぶたの裏側には、眼球を守るためにかたい板のようなものがあり、その板をひっぱり上げるための筋がついています。
この板と筋を繋ぐものが腱で、まぶたをこすったりすることで、この腱がゆるんだり、場合によっては切れたり外れたりしてしまうのです。
板と筋を繋ぐものが切れたりゆるんだりするので、まぶたが垂れ下がってくるのです。
眼瞼下垂(がんけんかすい)になるとどうなる?
眼瞼下垂(がんけんかすい)になると、まぶたが垂れ下がってくるので、まぶたが目の上に覆い被さったり、目が開けにくかったり、目が落ちくぼんできてしまいます。
また、下まぶたにも影響があって、クマや脂肪の袋ができやすくなってしまいます。目だけでなく、顔全体のシワやたるみの原因となるとも言われており、老け顔を作ってしまうのです。
それだけではありません。頭痛や肩こり、うつ病の原因でさえあると言われており、小さいことと見逃すわけにはいきません。
眼瞼下垂にならないようにするには?
ご存知の通り、目の周りの皮膚はとても薄くデリケート。その下の腱は本当に繊細で、こする、ひっぱるといったちょっとした刺激で、伸びたり外れてしまったりしてしまいます。コンタクトレンズをしている人は注意してくださいね。
また、毎日するメイクでも、アイメイクの時はできるだけ刺激を与えないよう、またメイクを落とす場合もこすらないように気をつけてください。
花粉症で目がかゆくても、ゴシゴシこすってはいけません。目薬などで対応するようにしてください。
●ひとこと
目をこすっただけで、老け顔からうつ病までの原因になってしまうのですね!
お手入れの時も目の周りはそっと、細心の注意を払ってくださいね!
この記事へのコメントはありません。