ドライヤーは髪を傷めるから、シャンプー後も自然乾燥という人が意外に多いようです。髪が長いとドライヤーをかけるのも大変だし、時間もかかりますね。

しかし、髪はきちんと乾かさないと、いろいろとよくないこともあるのです。ドライヤーのデメリットを考えても、ちゃんと乾かした方がいい理由をご紹介します。

自然乾燥すると何が起きている？

髪は、濡れている時が一番無防備で傷みやすい状態です。キューティクルは、髪の表面をうろこ状に覆っていますが、これが開いた状態になり、剥がれ落ちやすいばかりか、ブラッシングしただけでも簡単に傷ついてしまうのです。

しかも、髪が濡れている状態が長く続くと、頭皮に雑菌が繁殖するのです。これはニオイやかゆみの原因となり、美髪どころか別のトラブルが発生してしまいますね。

しかも濡れていることで頭部が冷え、当然ながら頭皮の血の巡りは悪くなります。そうなると、薄毛の原因となることもあるので、要注意です。

ドライヤーで完全に乾かしましょう！

ドライヤーは熱を加えるから髪を傷めると思われがちですが、濡れた状態を長く続けるより、ドライヤーを使ってでも早く乾かした方がメリットが大きくなります。

ドライヤーの熱から髪を守る方法は、
・ドライヤーを髪から30㎝ほど離す
・常にドライヤーを動かし続ける（同じところに当て続けない）
・ドライヤーの前にオイルやクリームで保護する

これさえ守っていれば、熱によるダメージを気にする必要はほとんどありません。濡れた状態でいるよりよほど髪にいいので、シャンプー後はできるだけ素早く髪を乾かしてください。

オススメ髪の乾かし方

しっかりタオルドライして、頭皮は指の腹を使ってやさしくタオルで押し当て、毛先はタオルで包み、ポンポンと軽く押さえるようにして水分を取ります。

上記の注意事項を守りながら、ドライヤーをかけます。この時、髪を拭いた濡れたタオルを頭にかぶり、その上からドライヤーをかけると不思議なことに早く乾きます。

乾かす順番は、頭皮の方が先で毛先はその後です。最後に冷風で仕上げると、キューティクルが閉じてくれるのでツヤが出ますよ！

●ひとこと

髪は素早く乾かした方がいいのですね！確かに生乾きだとニオう気がします。

髪の健康のためにも、シャンプー後はすぐドライヤーですよ！