雨ばかり続くせいか、気分が上がらずなんとなく身体がだるい……。
梅雨の時期は体調不良になりやすいですが、その原因は何でしょうか?
どんよりした時期を元気に乗り切るため、しっかり必要な栄養を摂って夏を迎えましょう!
どうしてだるくなるの?
じめじめと蒸し暑い梅雨の時期は、汗をたくさんかいています。実は汗と一緒に、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンB1などの水に溶けやすい栄養素は排出されてしまっているのです。
これらの栄養素が不足すると、身体がだるくなったり、疲れやすい、疲れがとれないといった症状が引き起こされてしまうのですね。
さらに、雨をもたらす低気圧によって自律神経のバランスが乱され、だるくなったりします。低気圧で頭痛を訴える人も多いようです。
日光不足によるセロトニン不足
セロトニンとは、精神を安定させる働きのある脳内神経伝達物質です。「幸せホルモン」とも呼ばれていますが、睡眠や血圧、体温を調節するのに重要な役割を果たしているため、これが不足するとうつ病になるとさえ言われているのです。
セロトニンは、太陽の光を浴びることでセロトニン神経が活発になり分泌されます。おすすめは目覚めた時の朝日を浴びることですが、梅雨の時期はそれもできないので不足しがちになるのです。
不足しがちな栄養素を補給するには?
・カリウム
不足するとむくみやすくなるため、枝豆やニラ、オクラなどを積極的に摂りましょう。
・カルシウム
筋肉や神経の働きを助けているので、不足すると疲れやすくなってしまいます。小魚や乳製品、大豆などに多く含まれます。
・鉄分
酸素を運んでくれるので、とても大切な栄養素です。特に女性は普段から不足しがちなので、レバーや小松菜などを毎日の食事に取り入れましょう。枝豆にも鉄分は多く含まれています。
・ビタミンB1
不足すると糖質をエネルギーに変換できなくなるため、疲れがたまりやすくなります。大豆製品や豆類がオススメです。
・セロトニン
食べ物から直接摂ることができないので、セロトニンを作る材料となるものを食べましょう。乳製品や卵、大豆食品、バナナがオススメ。
●ひとこと
雨が続くと身体にはこんなことが起こっているのですね!栄養をしっかり摂って、梅雨を元気に乗り切りたいですね!
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