シミにも色んな種類がありますが、どんなシミでも美白化粧品では効果が期待できる訳ではありません。
外からのアプローチでは消えにくいシミ、それが肝斑(かんぱん)なのです。
肝斑(かんぱん)って何?
肝斑という言葉を聞いたことがある人は多いことでしょう。シミの一種ですが、特に日本人女性はできやすいと言われているので気をつけたいもののひとつです。
年齢的には30〜40歳で出始め、頬骨を中心に左右対称に広がるようにできるのが特徴。顔の広い範囲を占めるので、顔全体の色が暗くなり、老けた印象を与えやすくなってしまいます。
顔色が悪いと思っていたら肝斑だった、ということもよくあるようですよ。
肝斑の原因は?
①女性ホルモンの乱れ
2種類の女性ホルモンのバランスが崩れることは、肝斑の大きな原因と言われています。30〜40代に多く、閉経後の発症はほぼないそう。加齢とともに濃くなったり消えたりします。
②紫外線
頬骨は顔で一番日光が当たりやすい場所。肝斑の直接の原因ではありませんが、関係していることは否めません。
③肌刺激
スキンケアや洗顔、マッサージなどで皮膚を必要以上にこすってしまうと、その刺激で肝斑の原因となる可能性があります。
④ストレス
不規則な生活や寝不足が続いてストレスが溜まると、女性ホルモンのバランスが崩れて①のように肝斑ができやすくなってしまいます。
肝斑は治せるの?
原因の多くが女性ホルモンという、体内でのことですから、化粧品やピーリング、レーザーなどの外からの治療では難しいと言われています。内服薬としてトラネキサム酸を飲むことが効果的だと言われていますが、すぐに治るというものではないので、根気よく治しましょう。
ビタミンCと一緒に摂ると、より効果的です。
また、早寝早起きを心がけ、紫外線を避けるなど、日頃の生活の見直しも大切ですよ!
●ひとこと
肝斑はそうでも、やはりシミを増やさないために、新しくシミを作らないためにも美白化粧品を使われた方がいいと思います!!
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