わたしたちの身体は、多くのホルモンが存在し、状況によって分泌されたり減少したりして体内のバランスを取っています。
しかしながら多くのホルモンは20歳頃から減り始め、その後も減る一方なのです。
40代では20代の半分、60代では4分の1にまでなってしまうホルモン!どうにか減少をストップできないものでしょうか?
どうしてホルモンが老化に関わってるの?
加齢とともに、眠りが浅い、抵抗力が落ちるなど、さまざまな不調や病気が増えていきます。これは、身体の隅々にまで栄養やホルモンを送り届ける毛細血管の老化により、ただでさえ減ってきているホルモンが、きちんと届けられなくなっているからなのです。
成長ホルモンは夜寝ている間に分泌されますが、夜眠くなるようにするメラトニンが減っているためによく眠れず、そのために成長ホルモンも十分に分泌されなくて抵抗力が落ちるという、マイナスのループに陥ってしまうのです。
カギは良質の睡眠
できる限り加齢による影響を食い止めるには、やはり睡眠がカギを握っています。栄養素やホルモンを届けるルートである毛細血管を若々しく保ち、限られたホルモンを有効に活用すれば、自然とエイジングケアになっていきます。
なぜなら、睡眠中は単に身体を休めているだけではなく、積極的にメンテナンスを行っているからなのです。「睡眠=再生工場の環境」と考えて、睡眠を整えていきましょう。
良質の睡眠をとるには?
前述したメラトニンと成長ホルモン。この2つが同時に分泌されるとゴールデンタイムとも言える深い眠りが続きます。もちろん究極のエイジングケアでもあります。
メラトニンは朝日を浴びてから15〜16時間後に分泌がはじまり、数時間でピークを迎えることがわかっています。つまり朝6時に起きる人は、21時頃にメラトニンの分泌が始まって眠くなるということですね。成長ホルモンは入眠後3時間でピークを迎えるので、午前1時頃にはしっかり2つのホルモンのピークが重なるのですね。
睡眠時間がバラバラな人は、起床時間だけでも6〜7時と決めるといいでしょう。
●ひとこと
睡眠がここまでエイジングケアに関わっているとは、驚きですね!
ホルモンの量が増やせないなら、睡眠を整えて若々しさをキープしていきたいですね!
この記事へのコメントはありません。