「春眠暁を覚えず」と言いますが、春はなんとなくだるくて眠くてたまらないという人も多いのではないでしょうか。
実はこれは、身体が冬から目覚めたサイン。活発に動き始める準備ができ、冬にたまった老廃物を解毒して外に出すため肝臓ががんばっているのです。
どうして春に体調が悪くなる?
身体が目覚めたサインと聞くと、元気になりそうな気がしますが、春はだるくなり、不調を訴える人が増えます。それは、目覚めたことによって冬の間にたまった有害物質を解毒しようと、肝臓がフル稼働し、負担がかかってしまっているからなのです。
おまけに冬の間は運動不足になりがちな上に食べ過ぎたり飲みすぎたりして、肝臓に中性脂肪が溜まっている可能性も。機能が低下しているのにフル稼働しているから、オーバーワークとなっているかもしれないのです。
ストレスが活性酸素を増やしてる?
春は生活に変化も多く、何かとストレスを感じやすいと言われていますが、このストレスが体内に活性酸素を増やします。一番大きな臓器である肝臓は、たくさんの血液が流れ込むので、活性酸素もたくさん運ばれ、ダメージを受けやすいのです。
また、ストレスを受けると免疫が低下してしまい、自律神経のバランスが乱れたり、細菌やウイルスに対して弱くなってしまいます。
肝臓をいたわって、春のだるさを吹っ飛ばす!
春にだるくて眠いのが、肝臓のせいだったなんて驚きですね!つまり、肝臓をいたわってあげると春も元気に過ごせるということです。
肝臓をいたわる方法は、
①湯船につかる入浴でよく温める
②タンパク質とビタミン類をしっかり摂る
③ウォーキングなど軽い運動をする
④喫煙は控えめに
⑤糖質や脂質を摂りすぎないようにする
これらのことに気をつけて、元気に明るい気分で春を迎えましょう!
●ひとこと
春に眠くて仕方ないのは肝臓が疲れていたからなんですね!
生活習慣に気をつけて、元気に乗り切りましょう!
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