今や生活必需品として肌身離さず持っている人も多いスマートフォンですが、寝る直前まで触っていませんか?実は2014年3月には厚生労働省も寝る前のスマホ使用について注意喚起をしているのです。ここでは、寝る前のスマホが何故太る原因になるのかを探ってみます。
睡眠の質が下がるから太る
本来、私たちの身体は暗くなるとメラトニンという成長ホルモンが出ることによって眠くなるようになっています。ところが、スマホやPCから出るブルーライトによって、メラトニンが出なくなるのです。つまり、寝付きが悪くなり熟睡できないのです。
なぜ熟睡できないと太るの?
よく眠れない=睡眠時間が短いことによって、レプチンという食欲を抑えるホルモンが分泌されなくなります。ということは、食欲が増してしまうということになりますね。加えて、食欲を増幅させるグレリンというホルモンがたくさん分泌されてしまいます。
すると更に食欲は湧き、異常な食べ過ぎを招いてしまうのです。
睡眠中の成長ホルモンが出ない
22時から深夜2時はお肌のゴールデンタイムとよく言いますが、これは入眠してから約1時間後の深い睡眠に入ったころから成長ホルモンが出る時間です。成長ホルモンは、美肌を保つだけでなく、体組織の修復や維持を行うため、脂肪などを分解して使用するのです。
つまり、ぐっすり眠らないと成長ホルモンが分泌されなくなり、太りやすくなってしまう……ということに繋がるのです。
スマホとの上手なつき合い方
では、スマホとはどうつき合っていったらいいのでしょう?22時にベッドに入るのが難しい場合でも、少なくとも21時以降はスマホやPCを見ないようにしましょう。できればテレビも消し、間接照明などで部屋を暗くすると、メラトニンが分泌され、自然に眠くなります。
ついついやってしまいがちな、寝る前スマホですが、夜は手放してみましょう。
ひとこと
いかがでしたか?寝る前までスマホを触っていると、太るメカニズムがよくわかりますね!美容と健康のためにも、夜はスマホやPCの使用を控えましょう!
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