夏になるとどうしても気になるのが汗のニオイ。ワキガでなくても、汗をかいて時間が経てば、ニオイはするものです。
そもそもニオイはどうして発生するのでしょう?そして数ある制汗剤の中からどれを選べばいいのでしょう?自分に合った防臭化粧品を選んでくださいね。
汗のでるしくみ
汗は「汗腺」から分泌されます。
その汗腺にも2種類あり、ひとつは全身に分布する「エポクリン腺」、もうひとつはワキガの原因となりワキ、陰部といった特定の場所にしかない「アポクリン腺」。
エポクリン腺から出る汗は、気温や運動によって上昇した体温を下げるために分泌されます。アポクリン腺から出る汗は、特に体温調節の役割を持っていないので、今回は「エポクリン腺から出る汗」についてお話します。
汗だけなら臭わない?
実は、汗自体は臭いません。皮膚には「常在菌」がいますが、この皮膚常在菌と汗が混じることによってニオイに変化するのです。
汗の成分はほとんどが水分で、あとは塩分などで弱酸性です。ところが時間が経つと弱アルカリ性に傾くため、皮膚表面の細菌の繁殖を抑えている働きが弱まり、皮膚が化膿しやすくなったりもします。
汗をかいたらきれいに洗い流し、弱酸性化粧水でお手入れをするといいでしょう。
防臭化粧品の種類
現在は、いろんな制汗剤や防臭グッズが販売されていますが、どれを選べばいいか迷っていませんか?防臭化粧品にも種類があって、それぞれに使用感も防臭効果も違うのです。
【防臭剤化粧品の種類】
・デオドラントローション
エタノールを多量に含み、清涼感があります。スプレータイプとロールオンタイプがあり、ロールオンタイプは制汗効果が高いです。防臭効果も高め。
・デオドラントパウダー
タルクが高配合されているものが多く、さらさらとした肌触り。防臭効果は低め。
・デオドラントスプレー
さらっとした使用感で、パウダースプレーです。使い勝手もよく製品としても多いですが、防臭効果は低め。
・デオドラントスティック
油性成分の中に生活物質や抗菌成分を配合。直接肌に塗るので防臭効果も高く、持続性があります。
●ひとこと
防臭化粧品にもいろいろありますね!
使い心地や、使用感、防臭効果など特徴もそれぞれなので、自分に合ったものを選んでくださいね!
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