「敏感肌」って、よく耳にするようになりました。医学的には敏感肌という病名はありません。
刺激に弱く、いろんなものに触れただけで肌荒れしたり、ピリピリしたり、赤くなったりする、いわゆる「反応」してしまう肌のことを「敏感肌」と呼んでいるのです。
さて、何かとやっかいなこの「敏感肌」どうして敏感になってしまうのでしょう?
これって敏感肌なの?
では、どういう状態を「敏感肌」というのでしょうか?それは、肌のバリア機能が壊れ、外からの刺激が皮膚の中に入り込みやすくなっている状態のことです。
つまり、化粧品がしみたり、何かにかぶれたり、花粉やPM2.5によっても肌にポツポツができたり赤味が出たりもします。
しかしながら、血液検査をしても「敏感肌」と判断されるようなものでもなく、アレルギーとはちょっと違うところ。しかし、お肌が過敏になってしまうにはワケがあるのです。
間違ったスキンケアが原因?
特に間違いやすいのは、クレンジングや洗顔です。洗いすぎによる皮膚のバリア機能の低下、またはクレンジング剤や洗顔料の洗浄力が強すぎる、すすぎ残しがあるなども皮膚のバリア機能を破壊する原因となります。
顔ばかりでなく、髪のすすぎ残しによるシャンプー剤も、髪が肌にあたることによって過敏症を引き起こすことがあります。
これは、合成界面活性剤の洗浄力が強すぎて、皮膚の必要なものまで奪ってしまっているからです。マイルドな洗浄力のもの、合成界面活性剤不使用のものを選びましょう。
食べ物も原因に?
アレルギーも敏感肌に大きく関係しています。花粉症、アトピー、喘息のどれかがある人は、皮膚も過敏になりやすく、化粧品が肌に合わないということもよくあります。
ターンオーバーを正常に保つことは本当に大切なので、ビタミンAを積極的に摂って、新しい皮膚をどんどん作りましょう。また、たんぱく質、アミノ酸も重要なのでそれらを多く摂れるような食事にするといいですね!
●ひとこと
敏感肌は一日で治るというワケにはいきませんが、身体の内と外からケアをしてあげることが大切なのですね!
この記事へのコメントはありません。