冬になって風が冷たくなると、顔が真っ赤になって恥ずかしい、顔がほてって気持ちが悪いなどのお悩みを耳にするようになります。
どうしてこんなことが起こるのでしょうか?今回は、その原因と対策についてご紹介していきます。
どうして寒いと顔が赤くなる?
顔が赤くなるのは「毛細血管が拡張」して血管の赤い色が透けて見えているから。顔が赤くなる時は、外から中に入った時ではありませんか?
つまり、寒いところでは縮んでいた血管が、暖かいところに行くとゆるみ、血管が開くワケです。それが顔の表面では顔の「赤味」や「ほてり」となって現れてしまうのですね。
しかし、誰もがこのような状態になるワケではないですよね。これはどうしてなのでしょう。
赤ら顔になる人、ならない人
気温による毛細血管の収縮・拡張が起こるのはわかりましたが、どうして赤くなってしまう人と、そうでない人がいるのでしょう?
それは、お肌は健康か敏感かで違うのだそう。では、健康なお肌とはどんな肌でしょう。
健康なお肌とは、角質層の厚みがあり、きちんとお肌が正常に働いている状態のこと。
水分を角質層に引き上げる力がきちんと働いていて、引き上げた水分をためこむための角質層の厚みがあります。だから、毛細血管が拡張しても、お肌の表面に赤味として出てこないのです。
一方、敏感肌の人は角質層の厚みが薄いので水分をためこむことができず、お肌が働いていないのです。角質層が薄いから、血の色が透けて見えて、顔が赤くなるのですね。
赤ら顔の対策は?
基本的には敏感肌の人と考えられるので、ターンオーバーを整えることでお肌の正常化を促していくことが一番いい改善策です。
でも、今困っている!という方は、寒い所から急激に暖かい所に行く場合には、手の平で頬を手で包むようにしてじんわり温めておきましょう。
急激な毛細血管の拡張が起こらないため、赤味を軽減することができます。寒い時は外気に直接当たらないよう、マフラーをしたりマスクをすることもいいですね。
●ひとこと
顔が真っ赤になると、恥ずかしい思いをすることもありますが、敏感肌が原因だったとは!
お肌の健康って大切なのですね!
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