
●リード
自分で気付かないうちに、意外に他人から見られている場所、というのが「肘、膝」です。普段何気なくやっていることで、肘や膝が黒ずんで見えてしまうのです。肘や膝をキレイに保つ、黒ずみの原因と対策をご紹介します。
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肘、膝の黒ずみの原因
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肘や膝が黒くくすんでしまう原因の1つは、メラニンによる色素沈着です。摩擦や圧力、紫外線によって起こるのですね。またここには皮脂腺が少なく、乾燥しやすいという特徴もあります。乾燥した場所は、くすみやすく色素沈着しやすくなるのです。
2つ目の原因は、毛穴が詰まることによる黒ずみです。肘や膝に毛穴はあまりないようにも思いますが、乾燥して硬くなった皮膚は、毛穴も詰まりやすくなってしまうのです。どのようにしたら、黒ずみを解消することができるのでしょうか?
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除去・保湿がお手入れの基礎
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肘や膝は、身体の部位の中でも「付く」という行為をよくする場所です。他の皮膚より硬いのは、この行為にも原因があるようです。
つまり、普段から「肘をつく」「膝をつく」「洋服の摩擦」などに気をつけることも必要ということですね。
それでは、具体的なお手入れの方法をご紹介しましょう。
【重曹で古い角質を除去】
・食品用か医療用の重曹を手のひらにとり、ぬるま湯を加えながらペースト状にする(重曹と同じ量のオリーブオイルを混ぜると、保湿も同時に行える)
・肘や膝に塗り、力を入れずにやさしくクルクルとマッサージ
・洗い流したら、ワセリンやシアバターを塗る
お手入れは週に1度が目安。ただし、肘・膝の角質はそう簡単には柔らかくなってくれませんので、1ヶ月程度は続けてください。
【保湿ケア】
尿素入りのハンドクリームが最適です。保湿成分でもありながら、角質を溶かす作用もあるからです。
尿素が配合されていると、お肌のターンオーバーを早めることになるので、尿素の濃度が高いほど刺激が強くなります。まずは10%程度のもので試してみて、黒ずみが改善されないようなら、尿素濃度の高いものを使うように、様子を見ながら段階的に行ってください。
一度濃度を上げても、肘・膝がやわらかくなってきたら濃度を下げるといいです。
●ひとこと
夏が過ぎて関係ないと思うようでしょうが、すぐには落ちてくれない肘や膝の角質は、いつもお手入れしておくことが大切ですね!
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