肌のたるみは”骨”にあった | インナーケアの神髄

骨??

30代、40代で骨粗しょう症になる方は比較的少ないですが、皆さん”骨”について考えた事ってありますか?
女性は60代で骨粗しょう症の割合は10人に1人、70代では4人に1人と言われています。骨が脆くなってお肌のたるみに繋がってしまったり、関節痛や腰の痛みなどにも関係しているこの”骨”について、皆さんも知っておきましょう!!!

■老け顔にしてしまう骨粗しょう症

毎日鏡を見ていると、気になってしょうがない、目元のたるみやおでこのシワ、フェイスラインのたるみなどその原因は加齢による肌の保湿力や弾力が低下することで”お肌の老化”に繋がってしまう事は、皆さんもご承知だと思いますが、それ以外に”骨の老化”が考えられるんです。

骨とお肌の関係

骨の老化や骨折、骨粗しょう症は「高齢者の方に出やすい症状」として知られています。骨が皮膚の基盤であり、肌のしわやたるみの原因が骨の老化によって現れる。女性の顔や首のしわによって骨の老化であることを示す研究はボストンで開催された内分泌学会議で発表。40代後半の女性から50台前半の女性を対象に研究された。

この研究によると、骨密度が低いと皮膚の老化を急速に早めてしまっていると示しています。シワやたるみは骨密度との関係だけでなく、腰の骨、腰椎、かかとおよび身体の他の部分でも骨の老朽化が考えられる。皮膚や骨密度の弾力性は、コラーゲン代謝を阻害し、ホルモン分泌が減少することによって骨の異常が起こる。骨粗しょう症はホルモン分泌のバランスの減少が老化によって引き起こされる

これは「加齢に伴い、皮膚のコラーゲンと骨の変化との関係」の報告書で示された。研究は皮膚コラーゲン含有量及び骨量の両方が閉経後に年々減少し、エストロゲン欠乏の影響を受けていると結論付けている。

頭蓋骨の顔の外側の骨が骨粗しょう症の関係について調査した結果をアメリカの美容医療の雑誌、「Plastic and Reconstructive Surgery Journal 2011(形成外科ジャーナル2011)」で発表された。

20歳~65歳の男女の120人を対象に、加齢に伴う頭蓋骨の分析結果によると、頭蓋骨の骨粗しょう症が著しく、しわ、たるみの関連した形状の変化をもたらすと明らかになった。目の周りの顔のラインが徐々に加齢とともに広がり、まぶたの目の周りのしわ腫れぼったい目やたるみ等若く見られないという結果に。

骨粗しょう症は、女性において最も一般的な疾患の一つであり、60代では50%70代では70%の発症率が女性にあると言われている。女性における骨密度の減少の理由は閉経後のエストロゲンの減少によって引き起こされてる場合があります。女性にとって避けられない問題かもしれない。

健康、若々しい生命と若々しい肌を維持するための鍵は、保護し、「骨の美しさ」を維持毎日のライフスタイルを持つことである。

Plastic and Reconstructive Surgery Journal 2011の中略記事を参照
(http://www.heimat-ltd.com/en/research/aging/bone-and-skin.html)

この文献の中の内容としては、年を重ねるごとに頭蓋骨が変化していくと言われています。年齢が若い頃の骨は丸み帯びて骨と皮膚の密度が高く、年齢を重ねるごとに段々と骨がやせ細ってしまうといった内容です。

骨密度が減少することは女性にとっては100%避けられない問題だとしています。医学界の世界で100%を言いきれるということで、現実的に受け止め、これから対策をご紹介したいと思います。そこで骨を丈夫にする要素としては、皆さんもお馴染みの”コラーゲン”が大切なんです。

骨密度?骨質?

■え?骨ってコラーゲンで出来ていた!!!

骨は単なるカルシウムで出来ている、、、なんてことではありませんね。骨の形成はカルシウムも含まれていますが、コラーゲンが全体の約50%で出来ているなんて驚きです!!

骨の形成部分で、コラーゲンは木造の家でいうと柱の役割を果たしています。外回りは木造でも内側はコラーゲンという感じですね。骨密度もそうですが、丈夫な骨!になる為の秘訣は、善玉を育てること!!!そして、悪玉を退治すること!!!
が大事になってきます。

悪玉が増えるとコラーゲンの劣化し、骨質が悪くなってしまいます。

■お肌にも関係があった糖化と骨との関係

不規則な生活習慣やストレス、喫煙、飲酒等の原因で悪玉活性酸素が増加することによってお肌のサビからコラーゲンの錆まで引き起こしてしまいます。活性酸素が増殖されることによって、骨にも悪影響を与え骨自体を脆くしてしまうのです。

■ホモシステインに注意しましょう!!

血中にホモシステインという物質があります。このホモシステインが多いと悪玉を増加させる傾向にあるといいます。ホモシステインは、タンパク質の代謝に変換される過程で体内に生じるメチオニンというアミノ酸の一種となります。

健康な状態の時はすぐに代謝されますが、ビタミンB6とビタミンB12と葉酸などの栄養素が不足するとホモシステインが増加。悪玉を発生させます。

適度な運動

■適度な運動が骨を丈夫に

お肌や筋肉も同じで、運動することで骨への負荷がかかります。この負荷が、骨の代謝を良くし、骨質も向上。運動を常にされている方は、継続することで骨の強化や骨質の向上が見込めます。
1週間に1回の運動よりも、5分とか10分の運動を毎日することが大切です。

骨質を上げる運動に最適なのが、ウォーキングやランニングなど。
また室内でしか運動をやらないという方は、ヨガやストレッチ、スクワットが良いそうです。
これは、骨の体重移動が骨に良い負荷をかけ、骨の健康を維持してくれるんだとか!!!

私も挑戦します(笑)

納豆

■骨密度を上げる栄養素って、なに??

最近ではサプリメントによって、栄養素を補う事が多くなってきましたが、骨の場合は食事が
いいそうです。ヨーグルトや牛乳、乳製品と言ったビタミンが添加されているものも骨密度を向上させます。

  • ビタミンK 骨コラーゲンを増やす(卵、鶏肉皮、ほうれん草、納豆、わかめ、のり、海藻類)
  • ビタミンD カルシウムの吸収を促す(魚介類、鮭、いわし、秋刀魚)
  • カルシウム 骨を作る(チーズ、乳製品、厚揚げ、ししゃも)
  • 意外と皆さんも食べているものばかりだと思いますが、食べてなかったという方は今後、気にされると
    いいかもしれません!

    ■吸収率を上げる、食事のとり方

    前回の”糖化”や”酸化”についてブログを書きましたが、食事のとり方としては

    野菜(サラダ)→ごはん→おかず

    と言った食べる順番を工夫することで、骨の吸収率も上げ、ダイエット効果も見込めます。食事の際は、血糖値がみるみるうちに上がっていきAGEsが発生してしまって、糖化や酸化してしまうことから
    AGEsと一緒で、血糖値が上昇すると悪玉の環境を作り易くしてしまうので、この食べ方で丈夫な骨作りに取り組みましょう!

    ■フェイスマッサージや顔の骨を強化する顔トレ!

    骨は足や手だけの老化だけではありません。文献でもあった通り、顔の骨までも老化してしまうので顔トレをすれば、お肌のたるみやシワの改善を行えます。

    舌の運動で口元の頬骨を強化し、頬のたるみなどの改善に取り組みましょう!!

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