赤ら顔、実は病気だと知ってましたか??

ブツブツ

酒さ(しゅさ)とは

 お風呂に入った後でもないのに、顔が赤い。皆さん、「酒さ(しゅさ)」という病気をご存知ですか?赤ら顔はこの病気が原因かもしれません。酒さの原因ははっきりと分かってはいませんが、紫外線、温熱、冷気、化学刺激、アルコール、香辛料の強い食べ物、ストレスなどが関係していると言われています。

 酒さには三段階あって、第一段階は、一過性のびまん性紅班といわれます。この段階では、頬、鼻、あご、額などの顔の中央部に生じる赤みと火照りが主な症状です。この段階からさらに進んだ第二段階は、腫脹や毛細血管の拡張を伴った持続性のもの。これらの赤みは数週間単位で持続し、酒さの紅班に触れると熱感を感じます。

 そして、最終段階は、持続性紅班内部にニキビに似たぶつぶつ(丘疹、膿疱)が多数できることがあり、鼻がいびつな形に盛り上がったり、血管の開きが目立つようになります。

 顔がほてる、顔が乾燥するという方は、酒さを一回疑ってみてください。特に、他の部位は問題なく、顔だけが乾燥するという場合は、要注意です。

 なぜ、要注意かというと、熱を帯びた酒さの紅班から水分が蒸発し、皮膚が乾燥するからです。この状況で、保湿剤を塗るとさらに熱がこもり、逆効果です。ですから、スキンケア商品には気をつけましょう!皮膚がとても敏感なので、なるべく刺激になるようなものは避けてください。

洗顔アルコールフリー

洗顔料はアルコールフリーのものを

 ピーリング剤の入ったようなものも避けた方がいいです。洗顔は、人肌程度の温度のお湯で、洗顔剤をよく泡立てて、包み込むようにやさしく洗ってください。しっかり洗顔したら、タオルで水気を抑えるようにふき取ってくださいね。洗顔時間は短めに、化粧品のアイテムはなるべく少なくしてください。

 また、紫外線が強くなるこれから特に日光にも気をつけください。それでも、症状がよくならない場合は、皮膚科の先生に相談しましょう。病気だからと悲観的にならず、しっかりケアして、透明肌をめざしましょう(°ꈊ °)✧˖°オホッ!

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