夏なのに肌が乾燥してしまう。。。
最近、夏でも乾燥肌になってしまうといいます。
エアコンや冷房による乾燥
紫外線の影響
洗顔のしすぎ
が乾燥を招いてしまうんです。
肌が乾燥してしまうメカニズム
皮膚の表面は角層に覆われています。角層が外部の刺激からお肌を守り、皮膚の内側の水分を逃がさないようにも防いでくれています。皮脂腺から分泌される皮脂、汗腺から分泌される汗が混ざって皮脂膜を形成。角層の中の潤いを保ってくれているんですね。
角層と皮脂膜によって、皮膚は保護され、バリア機能として発揮してくれてるんです。
ですが、空気の乾燥、お湯や洗顔料の刺激、摩擦によって、皮脂膜が取れ、角層にダメージが及ぶと
バリア機能が低下し、潤いを逃がしてしまい、乾燥を招いてしまいます。
皮膚が強い部分で検証。バリア機能が低下してるとわかる身近なこと
飲食店や主婦の方では家事で、水仕事も多いでしょう。特に洗い物。
皮膚の中で最も強いとされる足の裏や手のひら。
洗い物をず~っとしているtと、あかぎれ、ひび、肌荒れを起こしてしまいませんか?
これは、水や洗剤によって、手の水分が奪われ、ふやけた状態が続き、洗剤や塩素が皮膚から内側へ浸透し、肌荒れを起こす原因を作ってしまっているんです。家事や仕事なのでしょうがないところもありますが、手の部分よりも顔やその他の部分は非常にデリケートなんです。
夏なのに、お肌が乾燥してしまうのはなんで?
空気は乾燥していない夏、それでも乾燥してしまうのは…
①エアコン
エアコンによる室内の空気の乾燥です。
エアコンの風にあたるとその刺激で皮膚の水分が失われていきます。
エアコン+扇風機も同じ作用が働きます。
②紫外線
紫外線によって、皮膚は細胞の増殖が始まります。
皮膚は表面の一番下にある基底層で新しい細胞が作られていて、それが有棘層、顆粒層、角質という順番に上へ上へあがってきて、最後には垢になって剥がれます。
これが”ターンオーバー“です。
紫外線の刺激により、基底層での細胞の増殖が増し、細胞が不完全のまま作られてしまうと、角層に上がってきたときに充分な機能が果たせない状態の皮膚が上へ上へと上がってきているのです。
つまりは、水分保持力が弱い角層が出来てしまっているです。また紫外線は真皮まで届く場合もあり、肌の弾力やハリを保つコラーゲン繊維やエラスチンも破壊してしまいます。
夏は紫外線が強くなるので、肌の露出も多い分、紫外線による影響を強く受けてしまいます。
アトピー肌じゃなくても落屑(らくせつ)が起きる
皮膚がカサカサして、粉が吹くといった状態、白くて細かい皮膚が、皮脂欠乏症いいます。
皮脂と汗により、角層が破壊されたもの。
エアコンの風や紫外線の影響、洗顔、カラダにおいても洗いすぎが原因で、皮膚の潤いが失われてしまい夏でも乾燥して落屑になってしまうことも、少なくありません。
皮脂欠乏症になってしまうと角層が壊れた状態は、外部の刺激を受けやすくなってしまいます。
皮脂欠乏症の治療としては、”保湿”が大事。
落屑の初期段階は、粉が吹いる状態で保湿しても、悪化してしまう恐れがあります。
その下の角層に新しい皮膚が見えてきたときに、保湿を行いましょう。
新しい皮膚が形成できていることは、お肌が正常に機能するようになった証拠です。
そこから、保湿ケアしていくことで、より強いお肌にすることができます。
夏の乾燥を防ぐスキンケア対策とは??
夏の乾燥は、皮脂と角層を守ること!
次のことに注意してください!
1.入浴時(摩擦、洗いすぎ)
2.石鹸や洗剤の使い過ぎ
3.熱いお湯はダメ
4.エアコンの真下や風を浴びるところにいかない
5.紫外線対策はしっかりする
夏ならではの乾燥が気になってくる季節です。露出が多くなるシーズンには適切なケアをしてあげましょう!٩(•౪• ٩)
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