好きな香りは強い味方!?
皆さん、好きな香りは、ありますか?好きな香りをかぐと、脳からアルファ波が出て、リラックスできるんですよ^^「アロマテラピー」という言葉はよく知られていますが、これは、植物の芳香を使った香り療法で、カラダと心に効果がある自然療法なのです。
感情と結びつきの強い「香り」
好きな香りをかぐと、なんだか、リラックスできるという経験をしたことはありませんか?それは、香りが感情と強く結びついているから。嗅覚以外の五感は、思考や言語を司る大脳の新皮質を経由するのですが、鼻から入った嗅覚の情報だけは、感情や欲求を司る大脳辺縁系にダイレクトに届きます。
ここは、自律神経やホルモン、免疫の調節をする役割があり、香りをかぐことで、ストレスをやわらげ、自律神経の乱れを整えてくれるのです。
さまざまなトラブルに有効な「香り」
好きな香りを探すときのオススメは、人工的な香水よりも植物をベースにした精油。香りが良いだけでなく、病気や外傷、不眠、うつなど多くのトラブルに有効とされており、医療現場で用いられることもあるんですよ。ただし、いくら「ラベンダー」に安眠の効果があるといっても、その香りが苦手なら意味がありません。好きな香りをかぐのがベストです。
代表的な精油の効能
ここで、代表的なアロマテラピーの精油と効能を少しご紹介します。リラックス効果が高く、抗菌殺菌効果もあるのは、さきほどふれたラベンダー。ストレス、不眠、緊張などに効果があります。元気がないとき、リフレッシュしたいときには、グレープフルーツ。むくみ改善、脂肪燃焼効果もありますよ。
ローズマリーは、集中力を高めたいときに最適です。記憶力を高めるほか、スキンケアにも適しています。落ち込んだ気分や寂しさを和らげてくれるのは、オレンジスイートです。ほかに、胃腸を活発にする働きと、血液循環を高める作用も。最後は、レモン。気分を切り替えたいときにオススメ。便秘や胃のもたれにも効果があります。
精油を使ってアロマテラピーをする際は、原液のまま肌につけたりせず、薄めて使用してくださいね。中でも、レモンやペルガモットなど柑橘系の精油を肌につけて紫外線を浴びると、炎症を起こす場合があるので注意が必要です。
肌が敏感な人、妊娠中や授乳中、持病がある人は、主治医に相談してください。好きな香りを見つけ、かしこく活用して、心身ともに快適に過ごしましょう!
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