「オルトレキシア」という言葉を聞いたことがありますか?
いろんな情報が溢れる現代ならではの病気なのかもしれません。普段から健康や美容に気をつけている人ほど危険という「オルトレキシア」。一体、どんな病気なのでしょうか?
オルトレキシアとは?
オルトレキシアとは、ダイエットや健康に気をつける余り、食べるものがない!という強迫観念に陥ってしまうことです。
とりわけ、健康食やスーパーフードに詳しく、こだわりの強い人ほど食事ができなくなるというのは皮肉なものです。
知ることは良いことであるはずなのに、知ることによって何も食べられなくなる、最終的には有機栽培された野菜しか口にできなくなる人もいるようです。
これは飽食の時代だからこそ起きる新たな摂食障害のひとつとして、警鐘が鳴らされています。
あなたは大丈夫?オルトレキシア度チェック
それでは、あなたがオルトレキシアでないかどうか、チェックしてみましょう。当てはまるものがいくつありますか?
□「正しい」「完璧な」食事を守るため、食べない食品がある
□出された食事が、どのように調理されたかひどく心配
□自分の食事ルールを守れないので、外での食事は避ける
□食事制限をしない人を見ると、批判したくなる
□献立や食材選びに、1日3時間以上かけている
□理想の食事ができないと、罪悪感をおぼえる
□「正しい食事」で満足している
□食事が「おいしい」ことより、栄養価を気にする
上記のうち、4つ以上当てはまるなら、オルトレキシア度が高めです。
もし不安に感じた場合は、摂食障害の専門カウンセラーに相談することをおすすめします。
健康オタクもほどほどに
たとえ良いことであっても、行き過ぎると病気になり得るということですね!ポイントは「こうじゃなきゃダメ!」という強迫観念にあると思われます。
美容に関しても同じことが言えますが、○○がダメ、○○が悪いという、あふれかえる負の情報に振り回されない、ゆったりとした気持ちの持ち方と、どっしりとした芯のある自分を持っていることが大切です。
健康も美容も、元気であることが第一であることを忘れないでくださいね!
●ひとこと
「オルトレキシア」って、新しいタイプの摂食障害だったのですね!
潔癖症や完璧主義に似ている気がします。なにごとも、バランス感覚は大切ですね!
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