ダイエット=カロリー制限だと思っている人、多いですよね。それと同時に、リバウンドしたことがある人も多いのはどういう訳でしょう?
そもそも、「摂取カロリー」と「消費カロリー」、どうやって算出されているかご存知ですか?カロリーに振り回されない食生活こそ、実はダイエットの早道かもしれません。
摂取カロリーとは?
最近は、各商品にも原材料とともにカロリーが記されていることがありますね。ついつい気にしてしまいますが、カロリーってそもそも何でしょう?
カロリーを調べるには「燃焼実験」というものを行います。その食品がガラス容器の中で灰になるまで燃え尽きるのに、1ℓの水の温度が何度上がったかという数字が、カロリーになるのです。
しかし、食べたものは身体の中で燃える訳ではありませんよね。食品は「酵素」によってエネルギーに換えられるからです。要は、カロリーの高い低いではなく、バランスのとれた食事が重要ということなのです。
消費カロリーとは?
それでは、「消費カロリー」とは何でしょう?よくウォーキング30分で○○㎉消費、という表示がありますが、そもそも消費カロリーの算出方法を見ると、ちょっと疑問が残ります。
消費カロリーは、被験者にマスクを付け、「吸い込んだ酸素の量」と「吐き出した二酸化炭素の量」を調べます。この酸素が二酸化炭素に変化したエネルギーを「消費カロリー」と呼んでいるのですね。
つまり呼吸が激しくならない運動ほど消費カロリーが少なくなります。わたしたちはただ生きているだけでエネルギーを消費しているので、一概にこの消費カロリーとにらめっこしながら、辛い運動をすることは必ずしも正しいダイエット方法とは言えないのです。
正しく知って、食事制限はほどほどに
「摂取カロリー」と「消費カロリー」の算出方法を正しく知れば、食事制限と運動によるダイエット方法が、ちょっと違うと感じるのではないでしょうか。
リバウンドの原因も、カロリーにばかりこだわっているせいかもしれません。もう一度、生活習慣から見直してみましょう。
●ひとこと
カロリーはすごく気にするのに、そのカロリーがどこから来ているのか知らない人、多いのではないでしょうか?
極端な食事制限や激しい運動は時に危険です
この記事へのコメントはありません。