夏の上手な水分補給、本当にそれで大丈夫?

夏の上手な水分補給、本当にそれで大丈夫?

毎年猛暑となり、熱中症対策が叫ばれていますが、美容に気をつけている人は「水分はたくさん摂っているから大丈夫」と思い込んでいませんか?

汗を大量にかく夏は、水をたくさん飲めば良いというものではなさそうです。
TPOに合わせた上手な水分の摂り方をご紹介します。

軽く発汗した時

歩いたり、お風呂に入ったりして汗をかいた場合は、水を補給しましょう。ナトリウム(塩分)が40mg/100ml以上入っているなら、スポーツドリンクもおすすめです。

しかしながら、スポーツドリンクはカロリーが高いので飲みすぎには注意しましょう。塩分が高めなので、血圧が高い方も控えめに。

また、スポーツドリンクにはアミノ酸が入っているため、吸収スピードはあまり早くありません。

急を要する場合、スポーツドリンクは向かないと覚えておきましょう。

大量に発汗した時

夏の上手な水分補給、本当にそれで大丈夫?

汗は水分だけでなく塩分まで奪います。大量の汗をかいた時には、スポーツドリンクもいいのですが、経口補水液を飲みましょう。
急激な水分、塩分不足は、脱水症や熱中症になってしまう恐れがあるので、水だけの補給では体内に水分を補給することができないのです。

「経口補水液」とは、水に塩とブドウ糖を混ぜたもので、体内の水分と近い成分になっています。だから、すばやく身体に吸収されて、水分+塩分を補給してくれるのですね。

簡単に家で手作りもできるので、急な時はとりあえず補給してください。作り方は、

・水1ℓ
・ブドウ糖(砂糖でも可)20〜40g
・塩 3g

ただし、市販のものより吸収率は低くなるようです。炎天下でスポーツをする時などは、経口補水液を準備していた方がよいでしょう。

注意!水分を奪う飲み物とは?

夏の上手な水分補給、本当にそれで大丈夫?

水分を補給しているつもりで、実は奪っているものがあります。それは、カフェインとアルコール。

まずは、コーヒー、紅茶、緑茶、コーラなどに含まれるカフェインですが、利尿作用があるため、飲みすぎると水分不足になってしまいます。コーヒーなら1日2杯程度にして、カフェイン入りの飲み物で水分補給しないようにしましょう。

アルコールは、アルコールを分解するのに同じ量の水が必要と言われています。つまり、ビールを1ℓ飲んだら、水が1ℓ奪われるという訳ですね。炎天下でビールを飲むときは、同量の水を飲み、アルコール量を控えるように注意しましょう。

●ひとこと

意外なところで、水分って奪われているのですね!
体内に水分が不足すると、お肌の分まで行き渡らないので、夏は特に気をつけてくださいね!

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