運動不足が健康にも美容にもよくないことはわかっているけど、一体どれくらい運動したらいいの?と、思っていませんか?
実はアメリカの研究チームの興味深いデータがあるのです。それを元に、どのくらい運動すればいいか、ご紹介しましょう。
運動不足はなぜ悪い?
そもそも、どうして運動不足がよくないのかわかりますか?睡眠や食欲と違って、わたしたちには「運動したい!」という欲求はあまりありません。
しかし、運動不足によって身体や心にまで大きな影響があるのです。具体的にはどんな悪影響があるのか挙げてみましょう。
・肥満
・慢性疲労
・体調不良
・肌荒れ
・便秘
・ストレス
・睡眠障害
・筋力低下
・血行不良
などがあります。
運動不足が続けば、深刻な健康被害も考えられますので、なんとかして解消したいですね。
アメリカ研究チームのデータ
米国の研究者たちは66万人以上のデータを1週間あたりの運動時間で分類して過去の死亡データと比較しました。
それによると、「全く運動しない」グループが一番寿命が短く、「推奨される運動量には足りないがいくらかは運動していた」グループは、「全く運動しない」グループに比べて20%も死亡リスクが少なかったそうです。
さらに、「週150分の運動をしていた」グループは、死亡リスクが31%も低く、運動は寿命にも大きく関わっていることがわかりますね。
ただ意外なことに、「週25時間以上(推奨の10倍以上)の運動をしている」グループは、週150分の運動を行っているグループの死亡率と変わらないことも判明。
やればやるほど良いという訳ではないようです。
1日30分のウォーキングがベスト!
運動はやりすぎても怪我や身体を壊す原因ともなるそうです。
さて、適度な運動とはどのくらいか?という問題ですが、アメリカのデータから見ると「週150分の運動」というのがベストのようです。これを日常生活に組み込むと、「1日30分のウォーキングを週に5日間」というペースになります。
これならできそうですか?不調を感じているなら、毎日の通勤に「歩く」という要素を加えてみてはいかがでしょうか?
●ひとこと
運動不足は身体だけじゃなく、心にまで影響があるのですね!
1日30分、心がけたいですね!
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