カラダと一緒に向き合う漢方薬

漢方薬

みなさん、漢方薬にどんなイメージをもっていますか?西洋医学の薬のようにピンポイントに効果をもたらさないけれど、じわじわ効いてくる。カラダに優しい。なんだか、安心。など、マイナスイメージは少ないのではないでしょうか?

漢方薬には、女性ホルモンの乱れによるイライラ、だるさ、不安や悲しみなど、病名のついていない「未病」を改善してくれる効果があります^^特に、冷えや肩こりなど、対症療法では根本的に治りにくい症状に効果大で、体質そのものを改善する作用もあるのです。

漢方薬=中国から伝わり、日本で独自の発展をとげた伝統医療。

漢方薬は、中国から伝わった医学をもとに、日本で独自の発展をとげた伝統医療です、カラダを構成する「気(元気・気力)」「血(血液)」「水(血液以外の体液やリンパ液)」の流れに注目し作られ、これらのバランスが崩れたときが漢方薬の出番です。

実は、女性の強い味方。

中でも、冷え、むくみ、生理不順など女性特有の症状は、漢方薬の得意分野。なぜなら、女性ホルモンのバランスを整え、血流をよくする生薬がたくさん含まれているからです。

また、漢方薬には、ひとつの薬剤の中にさまざまな生薬が入っているので、ひとつの漢方薬を飲むことで、さまざまな不調に同時にアプローチできます。

漢方薬を選ぶポイント

漢方薬を選ぶときのポイント

漢方薬を選ぶ際は、もちろん自分の症状に合ったものを選ぶのがいいのですが、迷ったら、専門医に相談するのもありですよ。体質改善を目的にするなら、最低でも2〜3ヶ月は飲み続ける必要があります。

すぐに効かなくても継続してみることが大切です。味が合わないものは、体質にも合わない場合もありますので、飲みやすさも選ぶポイントのひとつ。なお、カンゾウを含む漢方薬は多量に摂取すると副作用が出る場合がありますので、2種類以上飲まないようにしてくださいね!

最後に、生理痛や生理不順、更年期障害などに悩んでいる人におすすめの漢方薬をご紹介しますね。ひとつ目は、「加味逍遥散(かみしょうようさん)」です。肩がこって疲れやすく、精神不安やいらだちなどがある人におすすめ。

続いて、「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」。体力がある程度ある人で、上半身がのぼせ、足が冷える人は、試してみてください。最後に、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」。

虚弱体質、貧血気味で、めまいやむくみ、肩こりといった症状に効果があります。ご自分に合いそうなものがあったら、試してみてください。

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