活性酸素をやっつける!として水素水が注目を浴びていますね!ちまたには「水素バー」も登場して、美意識の高い人をはじめ、男性にも人気が高いようです。
さて、今回はその活性酸素についてのお話。なぜ水素が効果的なのかも併せてご紹介しましょう。
活性酸素にも種類がある!
身体を錆びさせる!シミやしわの原因!老化の元凶!などと、何かと悪者扱いされる活性酸素ですが、実は10以上の種類があり、善玉と悪玉があるのです。代表的な活性酸素をあげてみましょう。
・スーパーオキシドラジカル
・過酸化水素
・ペルオキシナイトライト
・ヒドロキシルラジカル
この活性酸素は、上から下へいくほど酸化力が強くなります。なんと最初の「スーパーオキシドラジカル」と最後の「ヒドロキシルラジカル」では、後者の方が100倍も酸化力が強いのです。
なぜ活性酸素は生まれるの?
前回ご紹介した「ミトコンドリア」がエネルギーを作り出すとき、さまざまな理由からこぼれ落ちてしまった電子が酸素と結びついてできるのが「活性酸素」です。エネルギーを作る時、ミトコンドリアの質の低下や、過度な負荷がかかると、いつもより多くの電子がこぼれ落ちてしまいます。過度な負荷とは、
・暴飲暴食
・急激な運動や、過激な運動
・ストレス
・キズや炎症、熱があるとき
・喫煙や排気ガスなど
・アルコール
・紫外線
などで、つまりは「働かせすぎ」「心の余裕がない」ときに、ミトコンドリアがオーバーワークとなり、活性酸素が生まれやすくなるという訳です。
悪玉活性酸素だけを追い出すには?
善玉の活性酸素は、免疫機能や血管の拡張、神経機能に必要と言われており、体内で必要なものです。
一方で、「ペルオキシナイトライト」「ヒドロキシルラジカル」の悪玉活性酸素は、遺伝子やタンパク質、脂質を破壊したり、ミトコンドリアを傷つけたりします。
悪玉だけを効率よく除去するには、水素を取り入れるのが一番の方法なのです。
●ひとこと
活性酸素って、すべて悪者だと思っていましたね!水素は、活性酸素の中でも悪玉だけをピンポイントで排除してくれる、大変ありがたい抗酸化物質なんですね!
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