肌はスキンケアだけに反応するのではありません。睡眠、食事、ストレス、体質など、いろいろな要因の結果として現れてきます。

美しい肌とは

　美しい肌とは、まずキメが整っていることです。肌表面には網目模様のような凹凸があります。顕微鏡で見ると細かい溝によって描かれるもので、溝を「皮溝（ひこう）」、三角形や四角形の模様を「皮丘（ひきゅう）」といいます。

　このひとつひとつが正しく並んでいて、描く模様の小さい肌がキメの整った肌です。模様がきれいに並ぶと肌表面がツルンとして見えるのと、透明感が高く、多くの光を取り込んで反射するため、キラキラと輝いて見えるんです。

　このキメは、肌の奥からの肌再生リズムを反映するので、化粧品だけでは手っ取り早く整えることはできません。睡眠や食生活などの基本的な生活習慣を意識することが大切。

今回は、シリーズに分けて、美肌を育むために是非取り入れたい生活習慣をご紹介します。

第1回目は、睡眠です。

　肌は眠っている間に再生します。皆さんは何時間睡眠をとっていますか？美肌を作るには6時間以上の睡眠が必要と言われています。

　徹夜明けに、肌がガサガサしてしまったり、寝不足が続き、肌がくすんだり、荒れてしまった経験をされた方も多いと思います。これは、眠っている間に行われる、肌細胞の分裂が行われず、肌のターンオーバーが妨げられるために起こります。

　つまり、睡眠が充分に取れていない人の肌は、前日や前々日の古い肌細胞がくっついたままになって締まっている可能性も…。肌細胞が生まれ変わるには最低でも6時間の睡眠をとりましょう！

　その際、普段は夜更かしするから、休日や週末に寝だめすればいいやと思う方もいるかもしれません。毎晩の睡眠で少しずつ肌を再生しなければ、美肌はキープできません。寝だめでは撤回しようとしても効果はありません。

　また、睡眠時間が足りない分を、通勤中の居眠りや短時間の昼寝で補っているという人もいますが、昼間の短時間の睡眠は疲労回復はできても、肌の再生まではできないんですね。

6時間以上の睡眠は美肌への大切な一歩なのです(灬╹ω╹灬)

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